スタート地点(サン・ジャン・ピエ・ド・ポー)まで

2021-02-23

広島→トゥルーズルルドサン・ジャン・ピエ・ド・ポー

広島→トゥールーズ Toulouse 5/27(火)

飛行機が欠航!
 広島空港で乗る予定のANA始発便、念のために前夜にネットで調べると何と!使用機材が濃霧で未着のため欠航!!気になってちょっと寝不足(T_T)
 JR山陽線の始発に乗って広島駅経由でリムジンバスで空港へ。奇跡は起こらずやっぱり欠航。藁をもすがる気持ちでANAカウンターへ行くと、「JAL便に振り替えます」とのこと。助かった!JALに席も空いていて良かった。
 運が良いのか悪いのか、何とか羽田へ。
 ただ時間が少し遅いのと荷物を一旦ピックアップする必要があるので、時間がシビアになってくる。

急遽ANAからJALへ変更

 羽田でANAの方が待機してくれていて、同じ境遇の5人と一緒に国際線カウンターに急ぎ何とかパリ行きの飛行機に間に合った。
  隣の席はスイスに行くという年長のご夫婦。ご主人はお遍路道を歩いたり、海外も沢山行かれており話が盛り上がる。日本語をこんなに喋るのもこの先しばらくは無いのだろうな。

パリ着
 シャルル・ド・ゴール空港に着いて、入国手続きを済ませターミナル1からターミナル2へ移動。ここからは周りに日本人はチラホラしかいない。日本語は役立たない世界です。
 エールフランスのカウンターでリュックを預けると、大きなビニール袋に入れてくれた。ANAでもJALでもそのようなサービスは無かったのに、エールフランスもなかなかやるじゃない♪

トゥールーズ着
 トゥールーズ空港に19時半に到着。まだ十分明るいのでバスで市内に向かうことにする。バスの路線図は当然フランス語。乗り場も沢山あるので、人が若干多めに並んでいる所に向かう。正解っぽい。皆さんチケットを持っている。そこにいた日本人女性に聞くと(まだ日本語が使える♪)空港ターミナル内で売っているということで戻って購入。バスに乗り込み、降りるバス停を行きすぎないようにバスのアナウンスと車内表示に神経を集中し、無事Jeanne d’Arcで下車。出発前に印刷していた地図を見ながら、Hotel le Capitoleにチェックイン。
 荷物を置いて軽く街を歩く。バラ色の街と呼ばれているだけあって、バラ色の建物が多いようだ。

これは市庁舎
こちらはサン・セルナン教会
もう21時だけどまだまだ明るい

 小腹が空いてきたので、途中でマクドナルドに寄ってマックを買う。ビッグマックとコーラを頼むのだけと話が通じない。袋に入れてくれたものを後で見るとフライドポテトも入っていた。レシートを見ると(プリンターの調子が悪く、よく見えませんが・・・)セット料金になっていて、ポテトがあってもなくても料金は同じのよう。7ユーロ位。
 ホテルに帰ってシャワーを浴び洗濯(下着等を洗面台でもみ洗い)して、就寝

トゥールーズ Toulouse 5/28(水)

ミディ運河
今日は時差ボケ解消も兼ねて、1日トゥールーズの街を歩きます

 明日の朝、困らないように駅までの道を確認してからミディ運河沿いをテクテクと
 この運河は、ジブラルタル海峡で通行税をスペインに取られなくてもすむように、地中海と大西洋を繋いでいて世界遺産になっているそうです。ここに来て、ネットで調べるまで知りませんでした。

 運河には標高差があるので、所々に水門があって船の上げ下げをしています。
 ちょうど観光遊覧船が来たので、その様子を見てみます。一旦水門と水門の間に船を入れ、水門を閉じ水を抜いて(行き先の方が水位が低いので)、その後前方の水門を開けて、進んで行きます。
 遊覧船には、日本人ツアー客と遠足で来ているフランス人の子供たちが乗っていました。

 運河は川のように水が流れているわけでは無いので、ゴミが溜まるだろうなと思っていると、清掃船がやって来ました。さすがです。
 川に張り出した枝も伐採しています。
 ここは海岸から相当内陸に入っていますが、カモメが飛んでいます。写真の上部中央に写っていますが、見えるかな?

 近くの公園にありました。
 遠くから見ると、犬のジャンプ訓練用柵かな?と思ったのですが、立体花壇でした

サン・セルナン大聖堂
 中に入ると、突然パイプオルガンの大音響が。ビックリしているとすぐに止んで、また弾き始める。どうも練習中のようでした。

 ロウソクをお供えして、巡礼路の無事を祈ります。
 私のは、中段右端の小さいロウソク(1ユーロ)、大きい方は2ユーロですが節約をしてしまいました。

キャピタル広場と市役所庁舎
 昨夜はがらんとした広場でしたが、今日は大変な賑わい。
 たくさんのお店で埋め尽くされていました。

市役所庁舎の大広間は無料で公開されていて、天井画・壁画・絵画が一杯あります。
Henri Martinの絵画。トゥールーズ出身のようです。生活の喜びに溢れた絵です。幅が10m以上ありました、手前のベンチと比較して下さい。
この画家の作品は、オーギュスタン美術館にもありました。

オーギュスタン美術館

オーギュスタン美術館 入場券(4ユーロ)を買おうとすると、無料ですと言ってチケットをくれる。トゥールーズでアートフェスティバルをやっているようなので、その関連かな?それにしてもありがたいニコニコ 昔の修道院を利用しているようです。
ユカタン半島のマヤ文明遺跡にあるような彫刻
回廊には、吐水口として使われていた彫刻が並べられていました。
悪夢という名前です。
狩猟のニンフ。19世紀の作品ですが、表情はアニメの主人公のよう。
トゥルーズのポンヌフ(新橋)
トゥールーズのポンヌフ(新橋)
新しいといってもトゥールーズ最古の橋で、ガロンヌ川にかかっています。この近くには遊歩道や緑地が多く、一瞬「トゥールーズに住みたいな」と思いましたが、言葉も出来なく物価も高そうなので、すぐにその気持ちは無くなりました。
サン・テチエンヌ大聖堂
 こちらもデッカイ教会です。壁面はまだ修復が必要な感じでした。

 大聖堂前の公園 にあったワンコのフン処理用袋。他の公園でも見かけました。
 飼い主が日本ほどしっかりやっていないための施策だと思います。道には結構ワンコの落とし物がありましたから

今日の夕食
 スーパーで買って来ました。
 これ全てで7.33ユーロ(約1,000円)、ボルドーワインは美味しかったけど、サンドイッチとサラダはイマイチ、食べきれませんでした

歩行計計測失敗
 今日は相当歩いたので、帰ってから歩行計を見るのを楽しみにホテルの部屋にたどり着くと、ベッドサイドにチョコンと歩行計が・・・
 持って出るのを忘れていたようでした。

トゥルーズToulouse→ルルド Lourdes 5/29(木)

トゥールーズMatabiau駅

ルルドへ
 ホテルをチェックアウトして駅に向かう。ちょっと肌寒くて、歩いている人はコートや革ジヤンを着ています。持ってきたウルトラライトダウンジャケット(UNIQLO)を着ました。
 重厚で趣のあるトゥールーズMatabiau駅から乗車です。

発車30分前だというのに、まだホームの番号が電光掲示板に出ていない?駅のホールには沢山の人が待っています。
 しばらくすると表示が出て、皆慌ててホームに向かう。ホームに出ると、もう電車は来ていました。ホームに入るまで何番ホームか分からないということかな?最初に飛び乗るとそこは一等車、チケットは二等車なので急いで移動、何とか座れました。この電車は指定席がないので大変。

ルルド駅

ルルド駅到着
 乗ったインターシティーという電車は、特急並みに大きい駅しか停まらない。乗り過ごすと大変なので、フランス語の車内アナウンスに集中。何とかルルド駅で下車。時刻表どおりに到着。中々やりますフランス国鉄。
 ところで、電車の中で小さな女の子が「アナと雪の女王」の主題歌を口ずさんでいた(多分、フランス語で)。さすが「アナ雪」世界制覇中。

宿に到着
 駅を出て少し歩くと今日の宿。フロントで呼鈴を押したら、御主人が出てくれたのだけど、英語は駄目のよう。奥さんを呼びにいってチェックイン完了。このホテルは支払いの度に律儀に手書き領収書を出してくれる。

サンクチュアリに
 ホテルに荷物を置いて、土産品店やレストランが並ぶ通りを抜けるとサンクチュアリに着く。
 ここはマリア様が出現したという場所。
 この建物は、同様にマリア出現地であるポルトガルのファテマにある教会に雰囲気が似ている。

ルルドの水
 沢山の人が、ここに並んでいる蛇口からそれぞれ持ってきた容器に水を入れている。
 明日の朝に、入れ物を持ってくることにしよう。

ルルドの泉の洞窟
 ここがマリア様の出現場所。
 列に並んでこの中を通っていきます。岩壁の表面には染み出した水が流れており、信者の方々が感慨深げに岩を撫でていました。
 洞窟の中には、水が流れ込んでいる小さな泉がありました、これがルルドの泉なのでしょう。

洞窟の上に教会が建っています。

 ここでも、ロウソクを供えました。一番手前のが自分ので、2.5ユーロです。
 ロウソクには様々な大きさがあって、大人二人で担がないといけないものもあります。一体いくらすることやら・・・

Bath
 人の流れに沿って歩いていると、沢山の人が並んでいました。入口が男女別々で、一瞬ジェンダー・ハラスメントかと思いましたが、案内図を見ると「Bath」と書いていました。聖水を浴びる所のようです。お祈りをしたあとにカーテンの向こう側に一人ずつ入っていきます。
 勝手の分からない仏教徒(あんまり真面目な仏教徒ではありませんが)としては、これへの参加はハードルが高すぎます。
 並んでいる人を見ると、女性が男性の7倍位います。女性の方が信仰心があついのか?男性は忙しくて中々これないのか?

 街の真ん中にそびえるフォート城に登ることにした。
 地図で調べていると、スペイン人の小柄なおじさんが「こっちだ、こっちだ」(多分)と言って教えてくれる。何を探しているのか分かっているのかな?と思いながら取り敢えずその方向に行くとチケット売り場を発見。道が曲がりくねっているので、近くまで行かないと分かりません。
 チケット(6ユーロ)を購入して中に。といってもここはまだお城の麓です。登る方法として、エレベーターと階段があるので、一瞬エレベーター!と思いましたが、子供を含めて皆さん階段を登っているので、階段を選択。すぐに上まで着いてしまいました。ここでも係りの人がチケットをチェックして、お城の中に入ります。
 ここは、ピレネーの民俗資料館にもなっていて、昔の生活をうかがわせる生活用品・生産機具・衣装等が展示されていました。

  城壁には、日本のお城のように銃眼が作られています。こちらは、石を削って作るので日本より大変。
 トイレは建物から外に張り出して作っていました。
 チベット ポタラ宮と一緒です。

 お城からサンクチュアリを眺めます。大きく蛇行した川に囲まれた静かな場所です。
 ただ、今日の川は大変な勢いで流れています。

ルルドの映画館はキリスト教関連映画一直線
 お城から映画館が見えたので、ちょっと行ってきました。
 現在上映中の映画は、マリア様出現を目撃したベルナデッタを描いたもの二本立て。次回上映は、サンティアゴ巡礼路の「星の旅人たち(原題 The Way)」。
 この映画館は、キリスト教関連映画一直線がポリシーのようです。
 ちょうど次の映画が始まる時間のようでしたが、中に入っていく人は4~5人でした。頑張って下さい!

ホテルで夕食
 今日はホテルで夕食をいただきました。
これは前菜で、ツナとポテトのニンニク風味(本当の名前は分かりません)、上にゆで玉子がのっています。
 メインはポークカツにいんげん豆とフライドポテトを添えたもの。デザートはプリンでした。
 ワインをたのむと、何も聞かずにデキャンタに入った赤ワインを持ってきてくれました。
 今日はお昼を食べ損なっていたので沢山食べられるかな?と思っていたけどやっぱり残してしまいました。
 これ全部で10ユーロ、巡礼路の定食並のお値段で安い。
 ここでも、手書き領収書を書いてくれました。

ロウソク行列
 21時からサンクチュアリで始まるロウソク行列に行きました。
 マリア像を先頭に沢山の人が続く。ポルトガルのファティマでも同じような行列がありましたが、こちらは参加者が相当多いようです。
 皆さん手にロウソクのトーチを掲げ歩いています。
 車椅子の方も相当多く、ストレッチャーに寝たままの状態で参加している方もいました。この方々たちには複数の介助者がしっかりついています。夜は結構寒いのですが、車椅子の方達も嬉しそうに行進に参加している姿が印象的でした。

 皆さん穏やかな表情で歩いていて、讃美歌の途中では一緒に声を出して歌っている。
 若い人も結構参加していて、車椅子を押す若者は少し照れたようでありながら誇らしい顔をしている。
 そんな皆を見ていると、何となく感動して目頭が熱くなってくる。
 世界中の色々な宗教を信じている人たちが、皆同じように穏やかな気持ちになることができれば、多くの戦争はやらなくても済むのだろうけど。
 ふと、ここにイスラム過激派の自爆テロが仕掛けられたら・・・と思った。絶対にそのようなことは起こって欲しくない!

 行列が始まるのと同時に、教会前ではお祈りが始まっている。各国の言葉と色々な讃美歌でお祈りが進められてくる。
 行列は広場を一周して、教会前に戻ってくる。車椅子の方は広場の前方に、健常者の方は後方にと、ボランティアの人が手際よく整理をしている。
 列の最後尾が戻ってくるのと同時にお祈りが終了した。10時30分、一時間半の行事でした。
 人口1万5千人のルルドの街で今日の参加者は大体4千人ほど、これが夏の間毎日繰り返される。凄い力だな。

部屋に戻ってシャワーを浴び、雨も降り出したので洗濯は省略して就寝

ルルド Lourdes→バイヨンヌBayonne→サン・ジャン・ピエ・ド・ポー Saint-Jean-Pied-de-Port 5/30(金)

サンクチュアリでルルドの水を
朝もう一度サンクチュアリに行ってルルドの水をいただきました。ヴォルヴィックのボトルですが、中身はルルドの水です。

洞窟での朝のミサ
沢山の人がミサに出席しています。神父さん達は、洞窟の中で雨にあたりません。

日本語の言葉も
 洞窟の上の壁には、各国語でそれぞれ言葉が書かれています。
 日本語では、「行って泉の水を飲み、あなた自身を清めなさい。」と書かれていました。
 先ほどの水を飲んで、清められましょう。

マリア様にお別れ
 教会の中に入って、昨夜ロウソク行列の先導をしていたマリア像にお別れを

サンクチュアリを後に
 色々な体験をさせていただきました。ありがとうございました。

ルルド駅でチケットを入手
 昨日乗った電車のチケットは、日本でプリント出来たのだけど、今日のは予約と支払いだけはネットで行い、チケットそのものはこの機械で入手します。
 そのやり方を詳しく紹介してくれているページがあったので(もちろん日本語)、ホテルを出る前にスマホにダウンロードして、それを見ながらテキパキとチケットを手に入れることが出来ました。親切な方がおられて、助かります。

TGVに乗って
 ルルドからDAX乗り換えでバイヨンヌまでTGVで行きます。
 このTGVはパリ行きなので沢山の人が大きな荷物を抱えて乗り込んでいる。

  ルルド駅を出るとすぐにサンクチュアリが見えてきます。サヨウナラ。
 TGVは在来線を走るのですが、揺れもほとんど無く、滑るように走って行きます。

色々ありましたがバイヨンヌ着
 TGVでとなりの席になった方は、フランス人の聖職者の方。最初に私のことをアメリカ人か?と聞いてこられた。アメリカにも東洋系の顔は多いですからね♪お互いに片言の英語で話しながら進みます。
 途中で、車掌の人がなにか言いながら車内を歩いていったので検札かなと思ってチケットを準備していると、回りの人はIDカードの様なものを出している。慌ててパスポートを出して、POLICEと書かれた赤い腕章を巻いた私服の若い女性に渡す。じっくり眺めてから返してくれた。国際列車でもないのにどうしたのかな?
 私服に腕章というのも何かアヤシイ。
 DAXでの乗り換え時間は9分しかないのに、6分遅れでDAX着。今までの駅で乗客の乗り降りに時間がかかって遅れたのでしょう。
 何とか乗り換えもできて、バイヨンヌに着きました。
 ここの駅には、リュックを担いだ人が結構います。巡礼路に段々近づいてきた実感がわいてくる。

バイヨンヌは海の香り
 駅前の川を渡っていると、海の方から潮の匂いがしてきた。広島でも馴染みの匂いだけど、巡礼路は内陸部を歩くのでこの匂いともしばらくお別れです。

大聖堂前の公園で昼食
 ツナのサンドイッチ・クロワッサン・缶コーラで、4.4ユーロ
 公園では他にも食べている人がいたので安心。子ども達は、カクレンボで遊んでいる。中には凄く上手に隠れている子がいて、いつまでも見つけてもらえないんじゃないのかと、心配になるほど。
 公園の前にはゴミ箱もあったので助かりました。

素晴らしい公衆トイレ
 次はトイレだな、と思って公園を出るとそこに公衆トイレが・・・
 近づいて見ると、ずいぶん近代的!入口にはボタンしかない!!
 恐る恐る中に入ったら、表示は全てフランス語。変なボタンを押して警察が来ては困るし、トイレ中に突然ドアが開いても困るし。
 ヒヤヒヤしながら用を足して、さぁ水を流そうとしてもそれらしきボタンは無い。一旦外に出て待っていると、トイレの部屋中を洗うような豪快な音。全てを洗い流してくれているのでしょう。
 このようなトイレは去年イタリアのソレントにもありました。ただソレントは有料(多分50セント)だったのにここは無料。市が頑張っています。

電車それともバス
 バイヨンヌ駅に戻って掲示板を見ると、ホーム番号の欄にバスの表示がしてある。ホームが決まるまで、バスのサインを出すのかな?と思って待っていると、さっきまで回りにいたリュックを担いだ人達が居なくなっていた。
 あれ?と思って駅の外に出て見ると、リュックを担いだ人が沢山いる。
 どうもバス代行でサンジャンピエドポーへ行くようだ。

皆で代行バスに乗車
 1台で全員がバスに乗ることが出来ました。
 ルルド・バイヨンヌとそれぞれの川の勢いが相当凄かったので、自然災害で急遽バス代行となったのかな?と思っていたのだけど、途中で見える線路は相当錆びが出ていて、長い間電車が走っている様子がありません。
 この様子だと電車路線が自然消滅して、バスに置き換わるのではないのかな?と少し心配。

サンジャンピエドポーはどしゃ降り
 駅に着くと、夕立以上の凄い雨!
皆倉庫の軒下に駆け込んで雨具を大騒ぎで着てから、雨の中を歩いていった。
 私は小降りになるまで待ってから、傘をさしてホテルまで歩く。

HÔTEL ITZALPEA
ホテル?
これが今日のホテル。ITZALPEAとレストランの表示はあるが、HOTELの文字がどこにもない。とりあえず中に入っていくと、レセプションがあった。
よい部屋です
これが今日の部屋。結構広く、バスルームには浴槽がある
この先しばらく(予定では11日間)は、浴槽には入れないので、ゆっくりとお湯に浸かることにしよう。

巡礼事務所で出発の手続き
 手続きといっても、既に日本のカミーノ友の会でクレデンシャルを発行してもらっているので、出発のスタンプを押してもらうだけです。
 受付の方は5人いるのだけど、クレデンシャルを発行してもらったり、今夜の宿を手配してもらったりしている人がいるので、時間がかかります。
 順番がきたので、スタンプを押してもらう。
 事務所では、三枚の資料をいただきました。
1.公営アルベルゲリスト
2.次の宿泊地になるロンセスバジェスまでの地図
そして、3つ目はロンセスバジェスまでいく道の注意書(なんと日本語バージョン)
渡してくれるおばさんも嬉しそうでした。

映画館は一日一本上映
 ホテルに帰る途中に映画館があったので、のぞいてみました。
 スケジュール表では、基本的に一日一本夜に上映(土、日、何故か水も一日二本)
 番組は毎週替わって1週間に五種類の映画をかけるようになっていました。映画によっては、トータルで2回しか上映されないものも沢山あります。
 上映予定の映画で知っているのは、「X-Men」だけでした。

お風呂と洗濯
 ホテルに戻って、浴槽にお湯をタップリ張りゆっくり入浴。
 その後、浴槽を使って洗濯。部屋にエアコンもあるので、今日はしっかり乾きます。

Posted by walkingosamu